防火・防災管理者Part5

(前回はこちら)

皆さんはAEDを使って人命を救うことができるでしょうか?

消化器とは異なり、AEDと言われると「説明書を見れば簡単に使えますよ。」と言える人も少ないと思います。

しかし、AEDは消化器よりも簡単に使えるそうです。そもそもAEDには説明書らしい説明書は入っておらず、使い方は全てAED本体(機械)が音声でガイドしてくれます。非常時であっても「次に何をしなさい!」と的確かつ明確に指示を出してもらえると、人間は意外に冷静に行動できるそうです。

問題は、我々一般人が倒れた人を見たときにAEDのスイッチを入れることができるかということだそうです。実際には、非常時にAEDという仰々しい装置を見て、使い方を知らないからという理由でスイッチを入れることに尻込みしてしまう方も多いそうです。

でも、倒れた人を見たらAEDのスイッチを入れて良いそうです。倒れた人にAEDを装着すれば、AEDが心室細動であるか否かを判断してくれます。そして、心室細動でなければ、「そのまま救急隊の到着を待って下さい。」等と音声でガイドしてくれます。

大切な事は、「非常時であっても我々一般人がほんの少しの知識と勇気を持って行動すれば、被害を最小限に食い止めることができるという事」なのだと思います(完)。


防火・防災管理者Part4

暫くお休みを頂戴しましたが、今週から再び「防火・防災管理者」の講習で教えて頂いた有意義な内容についてご紹介させて頂きます。

前回は、消化器についてご紹介させて頂きましたが、今回はAEDです。

AEDとは「自動体外式除細動器」のことで、心室細動(心臓が小刻みに震えている状態)の際に、必要に応じて電気的なショックを与えて心臓の働きを戻すための医療機器です。最近では、駅のホーム等の公共の場所に多く設置されているので、ご存知の方も多いと思います。

人は心臓が止まって10分以上経過すると、生存率がかなり低くなるそうです。ところが、通報から救急隊が患者のもとへ到着する迄にかかる時間は平均で6分以上とのことで、救急隊の到着を待っていたら救える命も救えない可能性があります。そこで、救急隊が到着する前に心臓の働きを戻すことができるようにAEDが広く公共の場所に設置されているのです。

つまり、公共の場所に設置されたAEDは、医療関係者ではない我々一般人が使うために設置されているのです。

では皆さんはAEDを使って人命を救うことができるでしょうか?…つづく

(次回は来週金曜日頃を予定しています)。


防火・防災管理者Part3

前回はこちら

今回は、消火器の使い方をご紹介します。

消火器にも色々な大きさや形状がありそうですが、驚くことに使い方は殆ど全て同じだそうです。

1.黄色い安全ピンを抜く→2.ホースの口を火元に向ける→3.レバーを握る

これだけのことです。これでどの消火器も使えるそうです。しかし、順番を間違えて、安全ピンを抜いた後にホースをブラブラとさせた状態でレバーを握ってしまうと、ホースの口が暴れて火元に消火剤(粉)をかけることができなくなってしまうのです。

ここまでご紹介したことを覚えておくだけでも、目の前で火事が発生した際に、パニック状態にならずに消火器を使うことができますし、火の手が天井まで広がっていたら早期脱出すべきという判断もできます。

消火器は身近にあるものだと思いますが、意外にも使い方を教えて頂く機会は少ないので、今回の講習は非常に有意義な講習だったと改めて実感しています。…つづく


防火・防災管理者Part2

前回はこちら

「火の手が天井まで燃え広がったら消火器では消せない。」

その理由は、一般的な消火器には比較的重い粉が入っており、この粉が上から覆うことで火が消えるからです。つまり、天井に燃え広がった炎は、粉で上から覆うことができなくなってしまうので消せないということです。

皆さんのお近くにある消火器をご覧下さい。左から白・黄・青の3つ○印マークが付いていたら重い粉が入っている一般的なタイプの消火器です。因みに日本にある消化器の90%がこのタイプだそうです。

もちろん、今回の講習を受けるまで、小生もそんなことは全く知りませんでした。

次回は、消火器の使い方をご紹介します。これは知っていると役に立ちます。

(次回は来週金曜日頃を予定しています)

 


防火・防災管理者Part1

我々の事務所が入っている本州名駅ビルでは、消防法の基準によりテナントごとに防火・防災管理者を設置しなければなりません。

そこで、先日、防火・防災管理者となるための資格取得講習を受講して参りました。この講習では、防火・防災に関する知識を教えて頂くとともに、日常生活ではなかなか使用することのない消火器や避難道具等の使用方法も教えて頂きました。とても有意義な講習でしたので、少し紹介させて頂きます。

まず、皆さんの事務所の机の上で書類が燃えて火事が起こっているとします。

皆さんは消火器を使ってその火を簡単に消すことができますでしょうか?

「そんなのは簡単。横に貼ってある説明書を見れば消火器を使って火を消すことができる。」と思いますよね。

ところが、実際に目の前で火がメラメラと燃えていると、人間はパニック状態となってしまい、消火器の横に貼ってある説明書を落ち着いて読んでいる余裕等無いそうです。そうこうしているうちに火の手は天井まで燃え広がり、消火器では消せなくなってしまいます。

火の手が天井まで燃え広がったら消火器では消せない?…何故だかわかりますか?

(次回は来週金曜日頃を予定しています)