登録証

特許権、実用新案権、意匠権、商標権の設定の登録があったときは、特許庁から登録証(特許の場合は特許証)が送られてきます。

(参考)
特許庁ウェブサイト
特許証の見本
https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/touroku/pdf/genbo_mihon/tourokusyou_p.pdf
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賞状のような1枚の書面です。

菊の紋から始まり、「特許証」と書かれ、登録番号、発明の名称、特許権者、発明者、出願番号、出願日、登録日が記され、最後に特許庁長官の名前が記載されています。

登録証に記載される内容は、実用新案、意匠、商標によって多少異なります。

この書面が権利の効力を示すわけではありません。

つまり、登録証がなければ権利者であることを主張することができない、というわけではありません。

当然、特許証を譲渡したからといって、特許権を譲渡したことにもなりません。

登録証の交付は、半ば歴史的なものであり、半ば名誉を表示するためのものに過ぎないです。

しかし、登録証をビジネスにどう生かすかは別問題です。使い方によっては、大きなお金が動くことある・・・かもしれません。

ちなみに、「特許証を汚した!!」「特許証を無くした!!」という事態になっても、再交付してもらえます。

特許の場合、特許庁に「特許証再交付請求書」を提出します。

ただし、印紙代4,600円が掛かりますのでご注意下さい。

(参考)
特許庁ウェブサイト
登録の実務Q&A No.18
https://www.jpo.go.jp/tetuzuki/touroku/jitumu_qa.htm#anchor1q18
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電子化手数料

特許庁に対する書類の提出等はインターネットを通じて行われるようになりましたが、特許出願や商標登録出願等は現在でも紙で提出することができます。

しかし、出願手続等のオンラインで手続き可能な書面を紙で提出する際の注意点は、「電子化手数料」の納付が必要になることです。

<いくら掛かるの?>

手続1件につき1,200円と書面1枚につき700円を加えた額、です。

特許出願に係る書類が全部で10枚の場合、
1,200円+(10枚×700円)=8,200円
となります。

商標登録出願に係る書類が1枚の場合、
1,200円+(1枚×700円)=1,900円
となります。

複数の手続を一度に書面で提出した場合は、各手続ごとに電子化手数料を算出することになります。

<手続きの流れ>

出願人あるいは代理人である手続者が手続書面を特許庁に提出しますと、特許庁が登録情報処理機関(一般財団法人工業所有権電子情報化センター)に書面の電子化を指示します。

登録情報処理機関は手続者に電子化手数料の納付を案内します。手続書面の提出日から1~2週間ほどで振込用紙等が送付されてきます。

手続者は、手続書面の提出日から30日以内に所定金融機関に振り込みを行い、電子化手数料を納付します。

電子化手数料を納付しない場合、届出の手続書類は却下処分となり、初めから手続が無かったものとして処分されますのでお気を付け下さい。

 

(参考)
特許庁ホームページ、書面で手続する場合の電子化手数料について
https://www.jpo.go.jp/uketuke/denshika.htm
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